奥崎謙三


■ゆきゆきて、神軍
アナーキスト奥崎謙三先生を追ったドキュメンタリー。戦中に独立工兵第36連隊で発生した兵士銃殺事件の真相を追い求める奥崎の姿を描く。と言うと、仲間のために正義を追う人かと思ってしまいそう。違います。キチガイさんです。兵士達を銃殺したと思われる元上官達のお宅に急に訪れ、時には暴力も振るい白状させる。めちゃめちゃ面白い。先生の勝手な理屈を押し通して挙句、たまたま居合わせた元上官の息子さんを銃撃して逮捕。説明も無いまま始まり終わるので、よくわからないかも。あ、でも、これ見る人は、あらかじめ奥崎先生がどんな人物なのかを知ってる人だけだろうからいいのか。何で帝銀事件の弁護士さんが出てくるのかな?と思ってwikiったら、この方、奥崎先生も担当したんだね。この人も興味深いわ。→遠藤誠


■神様の愛い奴
さて、件の銃撃事件で服役していた先生、いよいよ出所の時が来ました。恭しく迎えに来た奥崎先生崇拝者と思われる男性達。先生、先生と持ち上げつつ先生の自宅までお送りします。しかし、よく見るとその男達、大宮イチだの根本敬だのその辺の一派でした。最初は先生を敬うかのように接していた彼等、それはすべてこの後行われる撮影のためだったのです。やっべー!キチガイさんを愛し、キチガイさんで遊ぶ、キチガイ映画だ!ブルース・リーでおなじみ、黄色のトラックスーツ姿の先生、やっべー!女装したり、SEXしたり、果てはアナルまで!いろんなことをさせられるたびに、「大変貴重な経験をさせていただいてありがとうございます。」と感謝する先生。違うって!それ弄ばれてるだけだから!でもさ、途中キレたりするけど、先生も嫌がってはないんだよね。本人も楽しんでやってんだよねぇ。面白いわー。


以上2本の映画、誰にでもオススメできる作品ではありません。普通じゃないモノを愛する方々にだけオススメします。まー、そういう人はとっくに見てるだろうけどさ。


奥崎謙三 政見放送