荒川線の旅。and more

c-tang邸で昼頃起床。良い天気なので、お出かけしようとIちゃんと目論む。c-tangは公演2日目のため神楽坂へ。ケンタのおじさんとこでチキン食べながら相談した結果、荒川線の旅に決定。荒川線沿いって、結構気になるスポット多いからね。まずは、渋谷からバスに乗って早稲田へ。東京のバスは、普段電車だと見逃しがちなとこたくさん通るから楽しい。
早稲田のお楽しみスポットは「和世陀」。梵寿綱さんですね。いろんなメディアで紹介されてて有名な建物だけど、実物は初めて見た。ヘンテコなのに、そんなに違和感なく建ってるのが少し不思議だった。荒川さんの三鷹天命反転住宅の方が異様だよね。色だろうね。つーか、まぁーた同じような写真ばっか撮ってからに。



こそこそエントランスに侵入してみる。装飾がいちいちカッコいい。



大きな手に優しく抱かれる私。でもむっつりしているのは何故。

外壁もほんとカッコいい。



やっぱ、この建物変だよねぇ。いいなぁ住みたいなぁと思ってたら空室発見!結構お高い。

こっちは本物の早稲田。早稲田グッズ、物色してみたけど、惹かれなかったな。

さて、荒川線の一日乗車券買って、いざ乗車。ちんちん電車っていいよね。c-tang邸んとこから乗った世田谷線もだけど、チャリの方が絶対早いよってスピードで、ちんちん走る。赤信号では止まる。最初の目的地は巣鴨。庚申塚駅で下車。ホームにある甘味処でおはぎ買って食べる。美味い。そんでちょっと行くと、おばあちゃんの原宿巣鴨地蔵通り商店街。ほんとに原宿みたいだった。道沿いに安い洋服屋、雑貨屋、食べ物屋。ただ、煎餅だったり塩饅頭だったり、赤パンツだったりするだけの違い。原宿に集うティーンも、巣鴨に集うおばあちゃんも、同じ女の子ちゃんなんだね。チンドン屋さんがいたよ。

次の目的地は宮ノ前駅。何の目的で降りたかっちゅうと、阿部定事件の舞台「満佐喜」があった、尾久がこの付近だから。何も下調べせずに向かったため、ただの寂れ住宅街をウロウロ。まーでも、昔の面影は無いらしいんだけどね。一応、満佐喜の外観はコチラ。※グロ注意!
荒川線最終目的地、三ノ輪橋へ。出てすぐの商店街がいい感じ。牡蠣の串焼きを購入。食べ歩きつつ、向かうは泪橋交差点。つまりは山谷ですね。ほんっと好きね、ドヤ街。去年の夏に行った時よりも活気があった。まだみなさん、そこらに布団敷き始める時間じゃなかったらしい。くるくるっと一周して、宿の相場を確認して、次はここ。

吉原大門。一昨日吉原炎上観たとこだからね。そりゃあ思いを馳せるよね。まったく面影無いんだけどね。あ〜ここを女郎達がおっぱいぼよんぼよんさせて逃げてったのかーとかさ、考えるよね。
で、浅草通って銀座線乗って最終目的地、渋谷は円山町へ。円山町?womb?ノンノン。東電OL殺人事件ですよ。毎晩、泰子が客を引いていたと言われているお地蔵さん、wombのすぐ近くだったのか。何度も通ってるのに、気付かなかったよ。死体が発見された喜寿荘も、すぐに見つかった。怖かった。2階は普通に住んでる人いるし、1階の居酒屋も営業してるし。ものすごく雰囲気悪いよ、あの場所。負のオーラ、バンバンだよ。でも、一度行ってみたかったから満足。
なんだか胸くそ悪い気分になったけど、ちょっと歩くとすぐに渋谷のど真ん中で、腹減ったーって大戸屋でしまほっけ定食食べて、すっかり気分良くなって帰りました。じゃんじゃん。